ご依頼の背景
保護者様:A様
動物さん:りくまるさん(男の子 / 1歳 / コーギー)
普段から、声に出して自己主張をするのがとってもお上手だというりくまるさん。
それは他のワンちゃんに対しても同じで、お散歩中やドッグランで遊んでいるときに、他の子に吠えかかってしまうとのこと。
りくまるさんは決して他のワンちゃんが嫌いなわけではなく、むしろ自分から積極的に遊びに行くのですが、吠えることで相手の子からびっくりされてしまうそうです。
と、A様のお話をお伺いしながら、私は「こんなかわいい子になら思いっきり吠えられたい」なんてひそかに思ったりしましたが、そんな(怪しい)私情は心の奥底にしまって…
今回のセッションでは、
- どんな気持ちで吠えているの?
- 大きな声でずっと吠えていたら、他の子に遊んでもらえなくなるかもしれないよ
- ドッグランでよくガウガウしていたもこすけさんに影響を受けて吠えているの?
動物さんの気持ち
お話全体をとおして、特に印象的だったりくまるさんのお言葉を、一部抜粋してご紹介します。 動物さんたちはどの子もすばらしいことをいくつも伝えてくれますので、ひとつに絞れず毎回たくさん悩みながら決めるのですが、今回はこちら。「こうやって遊んだほうが、あっちで遊んだほうが、もっと楽しいよ」って、伝えたいんだ!ぼく、楽しいことたくさん知ってるから、それを教えてあげてるんだよ。 お散歩のときは、相手の子と友達になりたくて、ぼくのことをいっぱい伝えてるの。ドッグランで吠えることについてりくまるさんにお尋ねすると、胸から喉のあたりがいっぱいになって、たまらなくそれを出したいような感覚が伝わってきました。 ぼくは楽しい遊び方を知っていて、それを他の子にシェアすることで、みんなにも同じくらい楽しんでほしい。そして、「さすがりくまるだな~」と着いてきてほしい。 そんな気持ちとともに、りくまるさんの心の奥底にある「主張したい、認めてもらいたい」という願望も垣間見えました。 そして、お散歩のときはなんと、自己紹介のつもりで吠えているとのこと。 オープンな性格のりくまるさんは、相手に自分のことをたくさん知ってほしくて、吠えることであれこれ伝えようとしていたのです。そして、相手のことも知りたい、友達になりたいという気持ちもたっぷり。 ドッグランでの「主張したい」と、お散歩での「自己紹介したい」。 この2つの理由は一見毛色が違うように思えますが、その根底には共通して「わかってほしい」という感情が見て取れました。 そして、どちらの場面でも、りくまるさんの中にあるのは善意だということも。 良かれと思って吠えている事情がわかったところで、「吠えずに相手にわかってもらえる方法はないかな?」などの解決に向けての話し合いを、りくまるさんとさせていただきました。


