こんにちは、アニマルコミュニケーターの凛(@linblossom625)です。
「愛のつながりに戻ろう」をテーマに、ドイツからセッションをご提供しています。
今回は、「アニマルコミュニケーションとは何ぞや」を、怪しい言葉抜きで解説します。
たった数年前と比べても、アニマルコミュニケーションの知名度はずいぶん上がってきました。
故・志村けんさんが司会を務められたテレビ番組“天才!志村どうぶつ園”に、
動物と話せる女性・ハイジさんが出演していたことも、その理由のひとつかもしれません。
とはいえ、胡散臭い・嘘っぽいというイメージが未だに根強く残っているのも、また事実。
アニマルコミュニケーションに少し興味が湧いてネット検索してみたら、“テレパシー”や“波動”なんていう単語がごく当たり前のように目に飛び込んできて、
「世界が違いすぎる…」と圧倒された方もいらっしゃるかもしれませんね。(少なくとも、かつての私はそうでした)
ということで、こちらの記事では、できるだけ一般的な言葉を使ってアニマルコミュニケーションについてご説明したいと思います。
そのやり方や仕組みを現実的にご理解いただくことで、「アニマルコミュニケーションって、日常の延長線上にあるものだったのか」と、身近に感じられるきっかけになりましたら幸いです。
- 地に足付いた方法でアニマルコミュニケーションを理解したい
- アニマルコミュニケーションについてなんとなく興味はあるけど、詳しくはわからない
- 「動物と話せるなんて嘘でしょ」と思う
目次
アニマルコミュニケーションとは

アニマルコミュニケーションは多くの場合、このように説明されています。
- 動物たちの魂またはスピリットと、
- チャンネルや周波数をあわせて、
- テレパシー、波動、エネルギー、直感、第六感などを使ってコミュニケーションすること
そして、アニマルコミュニケーションを行う人は“アニマルコミュニケーター”と呼ばれます。
英語でも同じくanimal communicatorですが、他にこんな呼び方もあったりします。
- pet psychic(ペット・サイキック)
- animal reading(アニマル・リーディング)
- animal empath(アニマル・エンパス)
この時点で、非現実的な単語のオンパレードに「もう無理、読むのやめようかな」と思われた方、どうかもう少しお付き合いを…!怪しい言葉はここで終わりです。
ここからは、私なりのアニマルコミュニケーションの解釈をお伝えしますね。
一緒に少しずつ紐解いていきましょう。
アニマルコミュニケーションの仕組み

動物たちとテレパシーでやり取りするなんて聞くと「ひえ~~~」と思ってしまいそうですが、実際にはとてもシンプルなことです。
テレパシーという言葉を、“以心伝心”に置き換えてみるといかがでしょう?
言葉にせずとも、心と心で理解できる。
これこそが、アニマルコミュニケーションなんです。
テレパシー=以心伝心の力
以心伝心という言葉を人生で一度も聞いたことがないという方は、おそらくいないと思います。
もし「心と心だけで理解し合えるなんてありえない!」「言葉がないとコミュニケーションは成り立たない!」という意見が大多数なら、この言葉はとっくに淘汰されているはず。
それが今日でも広く一般的に使われているのは、それだけ共感を集める概念だからではないでしょうか。
みなさんも、おうちの動物さんについて、こんな考えが浮かんだご経験はありませんか?
- 今日は、あっちよりこっちのお散歩コースを行きたそうだな
- 今はまぐろ味ではなく、チキン味のおやつが食べたい気分かもしれない
- いつもと変わらない様子に見えるけど、なんとなく体調が悪そうな気がする
こういった考えは、ふと頭に浮かんでくる場合が多いですよね。
それは私たちが無意識のうちに、動物さんの中にある気持ちを汲み取っているからです。
アニマルコミュニケーションは、この“以心伝心”の力を磨いた先にあるものです。
お話しさせていただく動物さんに意識(心)を向け、相手の心にある思いを汲み取っていく。
ただそれだけのことなんです。
言葉を使わない動物たちは、まさに以心伝心のプロ。
一方、私たち人間は普段から言葉に頼っているため、その力は寝落ちしかかっている状態です。
それを「出番ですよ」と起こしてあげることによって、以心伝心力がふたたび活動を始め、アニマルコミュニケーションが可能になるわけです。
また、以心伝心力が半分眠っていたとしても、おうちの動物さんと意思疎通ができていれば、それだって立派なアニマルコミュニケーション。
おうちの子の思いを察したり、汲み取ったり。
それを普段から無意識にしている私たちは、だれもが実は知らず知らずのうちにアニマルコミュニケーターなのです。
遠隔でコミュニケーションできるのはなぜ?
アニマルコミュニケーションでは、目の前にいない動物たちともお話し可能です。
BLOSSOMでも、遠隔でのセッションをメインとしていて、クライアント動物さんと実際にご対面することはほとんどありません。
それってどういう仕組みなの?と思われる方もいるでしょう。
その答えは、先ほどチラッと書いた中にあります。
“動物さんとお話しするときは、相手に意識を向け、伝わってくる思いを汲み取っていく”
動物にも人間にもあるこの“意識”というものは、実は遠くに飛ばすことができるんです。
またまた~と思ったあなた、今までにこんなご経験はないでしょうか?
「いつの間にか空想に浸っていて、意識が宇宙の彼方まで飛んでしまっていた」
さすがに宇宙の彼方までは行かなくても、ハワイくらいまでは余裕で飛んでいきませんか?(笑)
これと同じような感じで、意識はどこかに飛んでいけるものなのです。
“心ここにあらず”という言葉は、意識がここではないどこかにある状態を表していますよね。
その状態を意図的に作り出すことによって、遠隔コミュニケーションが可能になるわけです。
五感で感じるということ
人間に備わっている五感、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚。
私たちは言葉だけでなく、実は日常的に五感でもコミュニケーションをしているのですが、あなたはそのことにお気づきですか?
わかりやすい例として、5歳くらいのお子さんを想像してみてください。
お母さんが幼稚園にお迎えに行くと、その子はどう見てもムスッとした顔をしている。
「どうしたの?何かあった?」とお母さんが聞いても、「何もないもん!」
「怒ってるの?」と聞いても、「怒ってないもん!!」
これ、明らかに何かあったし、怒ってますよね。
この場合、お母さんはその子の気持ちをどこで判断するでしょうか?
「何もない」「怒ってない」という言葉?
それとも、目に入るムスッとした表情や、耳に入る声のトーンと話し方?
ほぼ間違いなく、後者ですよね。
このように、いくら言葉が人間のメインのコミュニケーションツールとはいえ、言葉がすべてなわけではありません。
私たちは意図せずとも五感でたくさんの情報を受け取ったり、物事の判断材料にしていたりするのです。
この五感を磨くことも、アニマルコミュニケーションをする上で欠かすことはできません。
なぜなら、以心伝心でのやり取りは、五感と同じく実態のない感覚的なものだから。
動物たちと以心伝心のコミュニケーションをするとき、ふわふわと空気のように届いてくる思いを感じ取れる力は、鋭ければ鋭いほどいい。
その感じ取る力を鋭くするには、私たちに本来備わっている感覚から磨けばいい。
というわけで、五感で感じる練習を意識的にすることによって、動物たちとのお話しがスムーズにできるようになるのです。
そもそも、動物と“話す”って?
ところで、“動物と話す”というと、どうしてもドリトル先生のように、言葉のやり取りがイメージされてしまいがち。
ですが、実はそうではありません。
言葉を持たない動物たちは、五感をはじめとして、さまざまな感覚で気持ちを伝えてくれます。
その感覚をわかりやすく表現するならば、“言葉として発せられる前の思い”のようなもの。
私たちは絶え間なく五感からいろんな情報を得ていますが、そのすべてを言葉にはしませんよね。
でも、常に何か感じ取っていることは、まぎれもない事実。
動物たちは、その感じ取っているものを、生のまま伝えてくれます。
私たちコミュニケーターは、受け取ったその思いを人間の言葉に変換しているのです。
「アニマルコミュニケーションって、動物の声がどこかから聞こえてくるんですか?」
こういったご質問をいただくことがありますが、答えはノーです。
動物たちの思いが音声付きで“聞こえる”ことは、たしかにあります。
が、その音声すら、コミュニケーターの変換によるもの。
外から耳に入ってくるのではなく、声が体の内側に湧いてくるような感覚なのです。
おまけ:直感や第六感は、五感の総まとめ
アニマルコミュニケーションでのやり取りを、英語ではtelepathic communication(テレパシーによるコミュニケーション)の他に、intuitive communication(直感によるコミュニケーション)と表現することもあります。
さて、アニマルコミュニケーションの説明でしばしば登場する、この“直感”というもの。
第六感と言い換えることもできますが、どちらもそれ単体で聞くと、特殊能力みたいなイメージがあるかもしれませんね。
ですが、直感は、いわば五感の集合体だと私は解釈しています。
私たちは常日頃から、意識することなく五感でたくさんのものを感じ取っていますよね。
この感じる力の総まとめが、直感なのだと考えてみてください。
直感や第六感は、五感の力を集結させたもの。
こう聞くとどうでしょう?
特殊能力なんかではなく、むしろある方が自然だと思えてきませんか?
感覚という点で見れば、五感と直感・第六感は地続きになっているのです。
ここまでのポイント
- テレパシーとは、以心伝心でのやりとり
- 遠隔でもアニマルコミュニケーションできる理由は、意識がここではないどこかに飛んでいけるから
- 五感を磨くと感じ取る力が鋭くなり、以心伝心力が上がる
- “動物と話す”は、文字通り話すことではない
- 直感や第六感は特殊能力ではなく、 五感と地続きになっているもの
アニマルコミュニケーションのやり方

難しそうなイメージが強いアニマルコミュニケーションですが、その方法はいたってシンプルです。
- 自分の心と体をゆったりと落ち着けて、
- 目の前の動物さん、またはお写真の中の動物さんに意識を向け、
- 動物さんのお名前を呼んで、お互いの意識の中で会い、
- 相手に聞きたい質問や伝えたいメッセージを届けたら、
- 返事が来るのをじっと待つ。
なんと、これだけ。
あとは必要なだけ4と5を繰り返して、
お話しが完了したら、動物さんに向けていた意識を自分に戻して終わりです。
アニマルコミュニケーション中の感覚
「アニマルコミュニケーションしている最中って、どんな感じなの?」とお尋ねいただくことがあります。
テレパシーや直感でのやり取りなんて聞くと、なんだか想像もできないようなすごい感覚がありそうに思えるかもしれませんね。
ただ、少なくとも私の場合、動物たちとお話ししながら、
わー、今テレパシーの送受信してるー!今日は直感が冴えててよく話せるなー!
なんていう実感は、ありません。
「な~んだ」と思われるかもしれませんが、案外そんなものなんですよ。
お話し相手の動物さんに向き合って、その子だけに意識を集中させ、
質問を投げかけたらただ静かに待って、自分の中に湧き上がるように届いてくる感覚をひとつずつ拾い上げていく。
それを丁寧に、着実に繰り返しているだけなのです。
アニマルコミュニケーション中の感覚はぜんぜん未知なものではなく、一言で表すとすれば“静けさ”だと私は感じます。
その静けさの中に、動物たちの思いが、じんわりと染み入ってくるのです。
アニマルコミュニケーションって、本当に本当?

「ここまで読んではみたけど、やっぱり信じられないな~。動物と話すとか言って、誰にでも当てはまりそうなことをそれっぽく伝えてるだけなんじゃないの?」
こう思っている方はいらっしゃるでしょうか?
「誰にでも当てはまりそうなことを伝えてるだけでは?」
↑実はこれ、アニマルコミュニケーションに対して猜疑心満々だったころの私が抱いていた疑問です。
ですが、自分がコミュニケーターになった今、それがほぼ不可能なことであると身をもって感じています。
少なくとも、私にはそんな器用なことはできません…。
みなさんのこれまでを振り返ってみてください。
「この子、うちの子と性格も言動も好みもまるっきり一緒だ!」という動物さんに出会ったことはありますか?
どの子にも必ず個性がありますので、似ているなと感じる子はいたとしても、全部が全部同じことってないですよね。
アニマルコミュニケーションでの具体例を挙げると、お話し相手の動物さんから受ける印象として”優しい”はよくあります。
この要素ひとつだけだと、「そうです、うちの子は優しいんです」とおっしゃる保護者様は多いでしょう。
ですが、“優しくて、頼りがいがあって、社交的”と、
“優しくて、繊細で、控えめ”では、正反対の印象になりませんか?
リーダータイプの動物さんの保護者様に「優しくて、繊細で、控えめな子ですね」とお伝えしても、「それって誰のこと…?」となりますよね。
こんなふうに、実際にセッションを受けていただくと、「うちの子だ」と特定できるような要素がいくつも出てきます。
また、性格だけでなく、「この考え方はたしかにうちの子っぽいな」と感じることや、「どうしてそんなことまでわかるの?」とびっくりするような内容が出てくることも珍しくありません。
ぜひアニマルコミュニケーションをとおして、たくさんの驚きをご体験くださいね。
“困ったらアニマルコミュニケーション”が当たり前の世界に

じわじわと認知度が上がってきたとはいえ、今はまだ風変わりでとっつきにくい印象を拭いきれないアニマルコミュニケーション。
その一因は、スピリチュアルな感じや、未知の世界のイメージが強いことにあるのではないかと思います。
今から5年後10年後、“動物と話す”という概念が、当たり前になっていたら。
そして、アニマルコミュニケーションによって、動物さんのことで悩みを抱え苦しむ保護者様がひとりでも減ったら。
そのための第一歩として、アニマルコミュニケーションが妄想ではなく、霊感や特殊能力ともまったく関係なく、私たちに本来備わっている力を使ってごく自然にできるものだと知っていただきたい。
そんな願いを込めて、ここまでの内容を書いてきました。
みなさんの中にある“アニマルコミュニケーション=怪しいもの”というイメージが薄まり、親しみを感じられるきっかけに少しでもなれていたら、心からうれしく思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。


